ポジティブ感情を分解する ⑩愛
Love : a complex emotion encompassing strong affection, tenderness, and sensitivity towards another person, along with a desire for their well-being and pleasure in their presence.
愛:他者への強い愛情、優しさ、感受性、そして他者の幸福と存在への喜びを願う気持ちを含む複雑な感情。
ポジティブ感情の集大成が愛です。
イキモノの多くが体験しているもので、ゼロ体験のまま生きている人はいないです。なぜならば死なない限りにおいては、自己愛(存在に対する関心の初歩から育つもの)があるからです。さまざまな愛がありますが、その愛のあれこれで、個人差で薄いものや濃いもの、欲している気持ちが強いものや希薄なもの、行動に移せるものや移せないものなどがあります。
ヒトは特にひとりで生きてはいけない社会動物に属すので、誰かと繋がることで生き延びることが容易になる他、心の支えとなり、気力が充実したり、ストレスが発散されます。この高揚感!この充実感!といった具合ですね。
必ずしも必要なのは愛だけではありませんが、愛は他の人とのつながりの中で感じるポジティブな感情であり、その身体的および心理的利点が証明されているため、他の 9 つよりもまず以て頻度高く、奥深く感じていただきたいものです。
愛は私たちの健康を増進するだけではありません。それは私たちが信頼し、他の人々と強い絆を形成し、コミュニティの一員となることを可能にします。それは、遊びたい、好奇心を持ちたい、経験を味わいたい、明るい未来を夢見たい、という欲求を引き出します。
愛はロマンチックな愛や家族の絆といったものだけではなく、たとえ天涯孤独でも、友人が少なくとも、社会で生きている限りは「よりよく生きたい」「誰かのためになりたい」「笑顔がより観たい」などポジティブにポジティブを重ねることへ繋がっていきます。
愛をポジティブな感情として育む方法を学べば、その恩恵はいつでも私たちを充たし、さらなる成長を約束してくれます。著名なポジティブ心理学者バーバラ・フレドリクソンは、著書『Love 2.0: Finding Happiness and Health in Moments of Connection』の中で、愛は私たちが考えているものとは違うということ、そして日々の生活の中で愛をもっと得るにはどうすればよいかについて、詳しく説明しています。
この強い愛情は私たちの視点を変えます。世界を別の角度から見るようになります。心に愛があれば、憎しみは拭い去られます。愛は許しと受け入れを促し、心地よく、心から幸せな気持ちにさせてくれます。
ヒトのあいだに生まれる愛のメカニズムは、ポジティブ共鳴と呼ばれます。
1.自己と他者との間でおきるポジティブな感情の共有
2.行動の同時性
3.相互の配慮
この現象は通常は数秒から数分しか続かないものの、頻繁に体験することによって細胞や神経のレベルで人の身体を変え、物事を効率よく理解できるようにする力を秘めています。
ポジティビティ共鳴は「オキシトシン」と呼ばれる愛情ホルモンや、「迷走神経緊張」と呼ばれる機能を上げます。すると人体の免疫が高まり、心臓病や卒中、関節炎、糖尿病、がん、認知症といった疾患に罹りにくくなるということが研究で明らかにされつつあります。
逆にポジティビティ共鳴が足りない状態、つまり愛が足りない状態にあると、人は孤独で他人と切り離されたように感じます。すると、人の免疫システムは弱まり、心血管疾患や関節炎などの慢性病に罹りやすくなると言われています。実際、「自分がその場に一人しかいない」という『事実としての孤独』よりも、「そこに人がいるにも関わらず、自分が孤立している」という『精神的な意味での孤独』のほうが、肉体的にもダメージを受けるそうです。
愛はタンパク質や水やビタミンと同じく人にとって大切な栄養素と言えます。
認識力が高まり、互いに配慮がされ、しかも健康にも良いなんて、家族にとっても組織にとっても、ポジティビティ共鳴は良いことばかりのように思えます。
Dr. Barbara Fredrickson お時間があれば、ぜひとも翻訳字幕で見てみてね♪






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